外科

外科集合写真
カンファレンス風景

ご挨拶

当外科は、患者主体の医療の展開、最高の医療の提供という理念に基づき、消化器外科(食道外科・胃外科・肝胆膵外科・大腸外科)、呼吸器外科、乳腺外科の各分野において、がんの治療を中心に、最新の治療を行っています。 がんに対しては、手術の他に薬物療法、緩和療法も加え、がんの進行度に応じた、十分な治療が行える体制を準備しています。治療の前には、他の診療科と合同カンファレンス等を通じて密接な連絡をとり、最も適切な治療法を検討しています。

その他の良性疾患の治療はもちろんのこと、地域住民が安心して暮らせるよう、救救急医療にも積極的に関わっています。その診療体制は365日24時間の外科医待機状態とし、消化器外科専門医、呼吸器外科専門医体制により治療方針が決定されます。緊急手術は約200例/年であり、救急疾患として食道破裂・胃十二指腸穿孔・腸閉塞・大腸穿孔・急性虫垂炎・急性胆嚢炎、気胸などがあげられます。

日進月歩で進む医療技術を先取りするために、国内外の学会、研究会に参加するとともに、当外科での研究成果の評価を目的に、学会発表、論文発表を積極的に行っています。また、臨床試験(新治療法の開発や評価に関する研究)や臨床治験(新薬の開発に関する研究)などにも精力的に取り組んでいます。病気の治療法については、患者さんに十分に納得していただくために、各種疾患の説明書や入院診療計画表(クリニカルパス)などを導入し、判りやすい説明に心掛けています。

NCD参加に関するお願い

当科では患者さんに最良の医療を提供するには、まず自分たちの行っている医療の実態を他の施設の成績と比べることが必要不可欠であると判断し、2011年度より外科治療の実態を把握しその質を検証する目的で設立されたNCD(National Clinical Database)に当科で外科治療を受けられたすべての患者さんの登録を行っています。NCDとは外科系治療(設立当初は)に関連する多くの臨床学会が連携し、わが国の医療の現状を把握するために設立されました『一般社団法人National Clinical Database』のことです。この法人における事業を通じて、当科で行っている外科治療の実態を全国レベルで比較し、患者さん個々に対して適切で最良の医療を継続して提供出来る体制が可能になると判断しております。個別の問題に関して以下にNCDから出されています説明文を掲載させて頂きましたのでご参照下さい。何卒当科の試み並びにNCDの趣旨をご理解の上、登録にご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.本事業への参加について

本事業への参加は、患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否して頂くことができます。なお、登録を拒否されたことで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

2.データ登録の⽬的

患者さんに向けたより良い医療を提供する上では、医療の現状を把握することは重要です。NCDでは、体系的に登録された情報に基づいて、医療の質改善に向けた検討を継続的に行います。NCD参加施設は、日本全国の標準的成績と対比をする中で自施設の特徴と課題を把握し、それぞれが改善に向けた取り組みを行います。国内外の多くの事例では、このような臨床現場主導の改善活動を支援することにより、質の向上に大きな成果を上げています。

3.登録される情報の内容

登録される情報は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその方法等となります。これらの情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。登録されたご自分のデータをご覧になりたい場合は、受診された診療科にお問い合わせ下さい。

4.登録される情報の使われ⽅

登録される情報は、参加施設の治療成績向上ならびに皆さまの健康の向上に役立てるために、参加施設ならびに各種臨床領域にフィードバックされます。この際に用いられる情報は集計・分析後の統計情報のみとなりますので、患者さん個人を特定可能な形で、NCD がデータを公表することは一切ありません。情報の公開にあたっても、NCD内の委員会で十分議論し、そこで承認を受けた情報のみが公開の対象となります。お問い合わせについては受診された診療科またはNCD 事務局までご連絡下さい。

一般社団法人 National Clinical Database

お問い合わせはホームページ内のフォームからお願いいたします。