消化器外科

ご挨拶

2021年度より診療科再編成に伴い消化器外科が開設されました。消化器外科では食道・胃・大腸などの消化管を対象とした悪性・良性疾患、外傷治療を行います。当消化器外科では食道/胃/大腸グループに分かれてます。各グループでは消化器外科専門医・指導医資格を持ち、かつ各疾患専門資格を有するエキスパートが中心となったチーム医療体制で診療に当たります。

当院はがん診療連携拠点病院であることから半数以上は悪性疾患を対象として診療を行っています。手術療法と共に化学療法、放射線治療、緩和医療など進行度に応じた治療が提供できる体制を整えています。毎週月曜日には消化器内科、消化器外科、病理部が集まり「消化管カンファレンス」を開催し、治療方針を検討しています。

当科の手術療法は、根治性を維持しながら、低侵襲で機能温存できる手術を目指しています。症例の半数以上は胸腔鏡・腹腔鏡を用いた鏡視下手術を行い低侵襲に努め、また病状に応じた適切な医療を心掛け、体に優しく、術後も機能を維持でいるような様々な工夫を行っています。

鏡視下手術よりも精緻な手術が行え、合併症の減少が期待されるロボット支援下手術も2018年に胃がん・大腸がん手術で導入しました。現在両疾患とも順調に症例を重ね、現在ではロボット支援下手術指導者の資格を有しています。今後は食道がんについてもロボット支援下手術を導入していく予定です。

消化器外科 主任部長 徳本憲昭

各疾患の手術件数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
食道(開胸開腹) 4 2 7 7 6
食道(鏡視下) 5 12 16 13 13
食道合計 9 14 23 20 19
胃(開腹) 76 78 69 72 49
胃(鏡視下) 46 45 43 47 41
胃合計 122 123 112 119 90
大腸・直腸(開腹) 94 56 68 72 82
大腸・直腸(鏡視下) 142 162 161 165 144
大腸・直腸合計 236 218 229 237 226
全体合計 367 355 364 376 335

救急疾患も積極的に診療しており、年間約200例の緊急手術を行っています。