薬物療法センター
通院治療センター
当センターは腫瘍あるいは慢性腸疾患など、通院しながら化学療法を受ける患者さん専用の治療室です。外の木々や電車が通る様子など、穏やかな景色を長めながら、日当たりがよく明るい空間です。
センター内はベッド2床、リクライニングチェア16床の計18床を設置しています。プライバイシーに配慮し、テレビを備えリラックスして治療を受けて頂けるよう工夫しています。
化学療法を安心して受けていただくために
- 患者さんに安全で安心して治療を受けていただくために、多職種チームで日々、患者さんのサポートに努めています。専門医・薬剤師・化学療法センター看護師により診療・治療開始前にカンファレンスを行い、チームで連携を取りながら患者さんの治療・看護を提供しています。
- 治療による副作用症状と共に、専用のスペースを設け、脱毛や皮膚、爪の変化等、アピアランスケアにも取り組んでいます。
- 腫瘍内科が併設されており、点滴治療中の気分不良等にも速やかに対応を行っています。
- 治療開始前には、センターの過ごし方などパンフレットを用いて説明をさせていただいています。
- 緊急時の問い合わせ先について、あらかじめ患者さんやご家族に、お知らせしています。
救急部門と連携し24時間対応できる体制を整えています。
当院外来化学療法の治療実績
主には、肺がん、消化器がん、乳がん、婦人科がん、泌尿器腫瘍、造血器腫瘍、皮膚がん、頭頚部がんなど、院内レジメン検討委員会で承認された治療を毎月550~650件実施しています。2021年度は7200件の治療を実施しました。