臨床検査部
概要
臨床検査部では、組織の一部や液体成分の細胞について検査を行う病理検査、患者さんから採取された血液や尿などを検査する検体検査、患者さんと直接対面して行う心電図・呼吸機能、超音波検査などを行う生理検査を行っています。また、2016年には一部の外来患者さまの採血業務も開始、2022年5月からは臨床検査部が中心となり外来患者さまの採血を担当します。
「迅速かつ正確な質の高い検査結果の提供」を念頭に置き、検査技術の習得や最新の検査項目・検査方法の導入、より専門性の高い技術・知識を持った認定技師の育成に力を入れています。また「患者さん中心の医療」の実現に向け糖尿病チームや合同カンファレンス、ゲノム医療のためのエキスパートパネル、ICT(感染制御チーム)、NST(栄養サポートチーム)、ASA肝臓チームなどの各種チーム医療活動へも参加しています。更には臨床検査室の技術・品質を保証する国際規格ISO15189の認定取得に向けて、臨床検査部全体で取り組んでいます。


臨床検査部理念
- 愛と誠の精神をもって患者さんの検査を行います。
- 地域の基幹病院として質の高い検査データを提供し、チーム医療に貢献します。
臨床検査部基本方針
- 患者さんの立場と権利を尊重し、理解と納得に基づいて信頼される検査業務を行います。
- 医学と医療の進歩に見合った質の高い検査データを提供します。
- チーム医療の一構成員として、正確かつ迅速な検査データを提供します。
- 医師や検査技師の養成のための検査医学教育を行い人間性豊かな医療人を育成します。
- 検査医学を通じて近隣諸国との国際交流を積極的に行います。
- 最高の患者サービスと健全な病院経営のために、検査業務の合理化、効率化、最適化に努めます。