理学療法部門について

リハビリテーション科

私達の使命は救急で入院した患者さんや手術を受けた患者さんに対して生活の質(QOLを落とさないように早期から介入し、廃用症候群の予防をはかり体力・気力を維持・改善させるように急性期リハビリテーションを行うことです。つまり入院した当日、あるいは手術を受ける前から私達の使命は始まっています。現在、理学療法士10脳神経外科・脳神経内科・整形外科・循環器内科・心臓血管外科・外科総合診療科呼吸器内科・消化器内科・血液内科・内分泌糖尿病内科・麻酔集中治療科など全診療科の患者さんに対し急性期理学療法を実施しています。

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令和4年度の理学療法部門への処方件数は4,592(平成30:2,487件、令和元年:2,649件、令和2年:2,914件、令和3年:3,598件)、平均年齢は75.9(令和3:74.5歳)です。近年の高齢化の進展に伴いリハビリテーション科理学療法部門への処方数は年々増加しています。

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高度の救急治療と並行してICU、救急救命病棟をはじめとしてベッドサイドで開始されることが多い理学療法部門の最大の特徴は急性期リハビリテーションを推進していくことです。高度急性期病院に求められるリハビリテーション科の使命である在院日数の短縮在宅復帰率の向上に寄与していきたいと考えます。令和4年度PT部門で理学療法を実施された患者さんのうち52%(令和3年度52%自宅へ退院されています。多職種協働のチームで対応し、退院支援活動を行います。

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