放射線診断科

当科の概要

CT・MRI・PET-CT・RIなどによる画像診断および画像下治療(IVR)を行っています。

近年、医療現場において画像診断の役割が大きくなってきています。画像診断は疾患の診断のみならず、病変の広がりの確認、手術前の術者のイメージトレーニング、治療効果の判定、患者さんへの説明など、その用途は多岐にわたっています。また機械の進歩に伴い、1件あたりの情報量も増加しています。また各科の患者さんの増加もあり、限られた外来時間では主治医が画像をじっくりと見て判断するのが難しい状況となっており、放射線診断科のレポートによるサポートが重要となっています。情報は生ものですので、できるだけ新鮮な状態で扱う必要があります。いくら事細かく正確に診断しても、レポートの報告が遅くなり、その情報が生かされなくては意味がありません。従って当科ではできるだけ早くレポートを作成することを心がけています。

放射線診断科集合写真.jpg

左から須磨、堀田、小野、石川、滝本、三村

医療機器・設備

  • CT 4台(マルチスライスCT 4台)
  • 1.5T MRI 2台、3T MRI 1台
  • SPECT-CT 1台
  • PET-CT 1台
  • 血管撮影装置 4台 (ハイブリッド手術室含む)
  • 一般撮影装置 5
  • 移動型撮影装置 5
  • X線テレビ 2
  • マンモグラフィ 1

CTガイド下生検

CTガイド下肺生検は喀痰細胞診や気管支鏡検査による生検が困難な肺末梢病変に対する生検方法として行われる手技です。
CT画像を適宜撮影しながら穿刺を行うので、高い精度で穿刺をすることが可能です。