精神科

外来診療

初診は予約制をとっており、原則、かかりつけの先生からのFAXによる事前の連絡が必要です。待ち時間を短縮し、患者さんやご家族よりお話を伺う時間を充分に確保するようにしています。

診察では症状を聞き取ることが中心となりますが、必要に応じて心理検査や画像検査(CTMRISPECTなど)、脳波検査を行い、診断や治療に役立てています。

2025年度は、159名の初診患者さんを診察し(図1)、うち95名(59.7%)が近隣の医療機関からの紹介になります。疾患の内訳は、F4 神経症性障害・ストレス関連障害及び身体表現性障害(パニック障害、適応障害など)、F3 気分〔感情〕障害(うつ病・躁うつ病など)、F0 症状性を含む器質性精神障害(認知症など)、F2 統合失調症・統合失調症型障害及び妄想性障害の順となっています(図2)。

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病院の方針に基づき、治療により病状が安定した患者さんには、ご紹介元または自宅や職場近くの医療機関をご紹介(逆紹介)しています(図3)。

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リエゾン診療

身体各科に入院中の患者さんに生じる不眠や不安、気分の落ち込みなどに対し、病棟へ往診する形で診療しています。主治医の先生と連携し、身体の問題に配慮しつつ、精神症状の緩和が図れるように取り組んでいます。

2025年度は、383名の患者さんの紹介があり、せん妄(身体に何らかの負担がかかったときに生じる精神機能の混乱)、認知症・器質性精神障害(高次脳機能障害)、アルコール依存症などの患者さんに介入しています。

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入院診療

2023年1月に20床からなる精神科病棟(閉鎖病棟)を開設しました。精神疾患の治療のみならず、身体各科の治療が必要な精神疾患を持つ患者さんに対して、総合病院の特性を活かし身体面及び精神面の治療を行っています。

2025年度は、136名の患者さんを診察し(図5)、その内訳は、F3 気分〔感情〕障害、F2 統合失調症・統合失調症型障害及び妄想性障害、F4 神経症性障害・ストレス関連障害及び身体表現性障害の順となっています(図6)。

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また、薬物療法の効果が不十分な患者さんに対して、麻酔科と連携して行う修正型電気けいれん療法にも力をいれています(図7)。

日々の診療では、患者さんの抱える問題に多方面からアプローチできるように、医師と看護師のみならず、臨床心理士、薬剤師、作業療法士、栄養士などを含むチームで関わっています。生活環境の調整も重要であり、精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)がサポートしています。

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