広島市北部認知症疾患医療センター

ご挨拶

広島市立北部医療センター安佐市民病院は、このたび広島市から「広島市北部認知症疾患医療センター」の指定を受け、2023年10月より運営を開始いたしました。

認知症疾患医療センターとは、認知症の方または認知症が疑われる方とその家族の相談に応じて、認知症の診療を行う専門機関です。かかりつけ医(開業医など)、介護サービス事業所、お住まいの地域を担当する「地域包括支援センター」と連携しながら、認知症の診断と治療、認知症の方の身体の合併症や行動・心理症状への対応、専門医療相談などを行う医療機関です。認知症についての相談を希望される場合には、お近くの「地域包括支援センター」にお問い合わせいただくこともできます。

「広島市北部認知症疾患医療センター」は、「地域包括支援センター」との連携、地域の医療機関および介護サービス事業所で働く医療職や介護職向けの研修会の開催、認知症について学ぶ市民講座の開催などを通じて、地域に根ざした活動をこれから行っていきたいと考えています。どんな病気でも同じですが、認知症も早期発見、早期対応が極めて重要です。もの忘れや気になる症状があるのでどこかに相談したいけど、どこに相談すればいいかわからない方は、ご相談ください。

広島市北部認知症疾患医療センター センター長
広島市立北部医療センター安佐市民病院 脳神経内科 主任部長
山下 拓史

認知症の人と家族の会の会報「ぽ~れぽ~れ」に掲載されました

2023年11月11日、「世界アルツハイマーデー記念講演会」が開催されました。
講師として登壇された山下センター長の講演内容が掲載されています。

「ぽ~れぽ~れ 広島県支部版」