中央手術室

中央手術室

手術室の運営方針

手術に携わるスタッフ一人一人が専門職としての自覚を持ち、安全で安心な、質の高い手術医療、患者さんに寄り添った看護を提供することです。

手術室の概要

手術室は全11部屋(クリンルーム2部屋・陽陰圧室・ハイブリッド室を含む)で、消化器外科・肝胆膵外科・乳腺外科・呼吸器外科、整形外科、泌尿器科、心臓血管外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、皮膚科、眼科、歯科口腔外科の10診療科の手術を行っています。新病院では2部屋増室しました。

近年の鏡視下手術など低侵襲手術に加えて、2015年度よりロボット(ダヴィンチ)支援手術を導入し、泌尿器科・外科・産婦人科において実施しています。2022年度新病院よりロボット(ダヴィンチ)が2台になります。また整形外科においても脊椎手術にロボット手術を導入します。膝の手術にもロボットが導入される予定です。

手術の様子を一部紹介します

泌尿器科ロボット支援手術の様子です

手術室看護師の役割

手術室看護師は、師長1名・主任看護師6名を含めて39名です。交代制で勤務し、夜間・休日も緊急手術に対応しています。

手術室看護師は日々進歩する高度な手術に柔軟に対応できるよう、専門的な知識や技術の向上に努め、患者さんが安全で安心な手術ができるよう取り組んでいます。2021年度には手術看護認定看護師が配置されました。また麻酔科周術期管理チーム認定看護師も在籍しており周術期看護に力を入れています。

手術室では術前訪問や術後訪問を実施しています。術前訪問では手術室の様子を説明します。また、痛みや皮膚の問題はないか、手術中の体位は問題ないか、不安はないかなど患者さん一人一人の様子を知り、安心して手術を受けられるように環境を整えています。

術後訪問では、手術患者さん全員のカルテ訪問を実施しています。症例によっては直接病棟へ訪問します。患者さんのご意見を基にさらなる看護の質の向上に努めています。

麻酔科医による術前診察、手術室看護師による術前訪問の様子を紹介します

全身麻酔や脊椎麻酔などで手術を受けられる患者さんは、手術前日に麻酔科外来で麻酔科医による術前診察を行っています。

麻酔科医の術前診察の後、手術室看護師による術前訪問を行っています。安心して手術を受けてもらえるように取り組んでいます。