修了後の進路/採用実績/先輩の体験談

安佐市民病院での研修について

初期研修医2年目の井手畑大海と申します。初期研修で幅広い救急疾患への初期対応能力を身につけるため、当院を志望しました。1年間を振り返りながら、当院の初期研修についてご説明します。

まず症例数ですが、年間約12000名(うち日直・当直帯で約8000名)のwalk-in患者、約6500台の救急車(うち日直・当直帯で約4500台)と病床414床に対して非常に多くの救急患者様を受け入れています。三次救急医療機関であるため取り扱う疾患も外傷・大動脈疾患・急性心筋梗塞など多岐にわたり、自信を持って救急対応ができるようになるだけの経験が可能です。私自身、一年目から交通外傷をfirst touchさせてもらうなど、様々な経験ができました。症例数/疾患の種類が充実しているのみならず、常に上級医/他職種からの指導や支援を受けられるため、手厚いサポートがありつつ主体的に診療に臨むことができる理想的な環境です。

当直はかなり忙しいですが、その分当直明けの休みが確保されている点もありがたいです。身体を休めつつ自身の診療内容を振り返ったり、趣味に勤しんだり。自分は午前中ゆっくりして午後から趣味のゴルフに出かけるなどしています。当直明けに帰宅する先が築年数の浅い綺麗な宿舎である点も魅力ですね（笑）。

些か不便な立地ではありますが、研修内容は他院に負けないと自負しております。初期研修でgeneralな初期対応能力を身につけたいと考えている方、是非一度当院に見学にいらしてください！

安佐市民病院での研修は、各診療科の先生方や多職種の医療従事者の支えのもと、非常に充実したものとなっています。

研修期間のうち3ヵ月を救急部門で研修することで、主体的に救急患者さんのファーストタッチに臨むことができます。もちろん、指導医の先生方の見守りや適切なフィードバックのもと、安心して学ぶことができます。成功した経験は自信につながり、改善すべき点はすぐに修正できるため、日々の成長を実感できる研修です。また、救急以外の診療科でも症例数が豊富で、手技を経験する機会が多いのも特徴です。当直業務に加え、各診療科のローテーションにおいても研修医としての役割があり、実践的な診療経験を積むことができます。

さらに、忙しい業務の合間を縫って、先生方やコメディカルの方々からの指導や講義を受ける機会も多く、体系的な知識をしっかりと身につけられる環境です。負担が大きくなりすぎないよう、当直明けは完全に休みとなっているため、リフレッシュしながら研修に臨むこともできます。

研修環境や生活面の充実も当院の魅力です。病院と連結した研修医宿舎があり、院内への移動がスムーズなため、オンコール時も安心です。また、自転車で行ける範囲にスーパーや飲食店も多く、生活面でも不便を感じることはありません。しっかりと学びながら、メリハリのある研修生活を送ることができます。

病院全体の雰囲気が温かく、研修医の育成文化が根付く当院の雰囲気を是非一度、病院見学にお越し頂き体験ください！ 研修医一同、心よりお待ちしています。

安佐市民病院で二年間の初期臨床研修を行いました、内田直幸と申します。現在は小児科専攻医として、引き続き当院に勤務しております。
私が初期臨床研修を開始した頃は、コロナ禍も少しずつ落ち着きを見せ始め、日常が徐々に取り戻されていく時期でした。新病院に移転して間もなく、慌ただしさの渦中でのスタートでしたが、振り返ればその変化の中にある安佐市民病院で研修できたことは、自身の成長において大きな糧となりました。
特に、新設された地域救命救急センターでは時間帯を問わず多種多様な疾患、苦しみを訴える患者様が来院され、現場での初動判断や対応力が必要とされます。自身の未熟さを痛感することも多々ありましたが、その度に上級医の先生方や医療スタッフの皆様にフォローして頂き、患者様やご家族様の苦しみに寄り添う姿勢を学ぶことができました。
また、苦楽を共に支え合ってきた同期や後輩の存在が、日々の研修生活をより意味のあるものにしてくれました。
二年間という期間は振り返るとあっという間でしたが、その中に詰まった経験の重みは、今後の医師人生において確かな土台となっております。
今改めて、安佐市民病院で医師としての一歩を踏み出せたことを心より誇りに思います。
研修先を選ぶにあたって迷われてる方は、ぜひ一度当院へ見学にいらしてください。
心よりお待ちしております。