病院概要

病院長挨拶

広島市立安佐市民病院は、広島市が政令指定都市となった昭和55年に可部の地に190床で創立され、平成3年故岩森茂名誉院長の宿願で527床の病院に発展しました。平成26年、当院を始め4つの病院(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院)を統括する専門組織として地方独立行政法人広島市立病院機構を設立し、その一員として再スタートを切ったところです。

可部は、横川から出雲大社、石見銀山につながる、可部街道・出雲街道を結ぶ交通の要衝です。その歴史的地理的要因を反映するかのように、地域医療構想の策定が急がれる中で、安佐市民病院は、将に芸州、石州を守る医療の砦、広島県北西部から島根県西部にかけての高度医療の北の砦として発展して参りました。 

病院機能は、癌診療、整形外科、救急を3本柱としています。癌診療における内視鏡手術は、大腸、胃癌共に日本のトップクラスの症例数を誇り、また、脊柱に対する顕微鏡手術も全国有数の症例数で、日本国内は無論、世界各国から手技研修に医師が交流しています。救急は、救命救急センターの指定は受けていませんが、救急車年間4,700台を収容し、広島県下3位の実績を誇っています。

さらに、公的病院の使命としての災害医療については、東日本大震災時には福島に、熊本地震、広島県内の大水害時にもDMATを先頭に内科・外科を問わず診療チームを派遣しております。また、この度のコロナ対応についても、診療科の垣根をこえた院内感染対策チームをいち早く設置し、発熱外来、医師会とのPCRセンター、コロナ肺炎の受け入れ体制を短期間の内に準備するなど、当院の強みである職員一丸となった組織力を発揮して参りました。

令和4年春には、少子高齢社会、地域包括ケアの時代に適合するために、病院機能分化を推進していく所存です。すなわち、高度急性期に先鋭化した434床の広島市立北部医療センターと、地域包括ケアの拠点となる102床の安佐医師会病院に機能分化いたします。北部医療センターでは、ダビンチを2台備える手術室11室を、カテーテル治療室はハイブリット手術室を中心に4室を整備する予定です。内視鏡センターは県内随一の面積と設備を誇る体制とし、通院治療センターでは、がん化学療法、放射線治療、がんゲノム診断、緩和ケア、がん相談を一体的に対応するため、集学的な治療ケアが実践できる体制を整えました。地域包括ケアの拠点となる安佐医師会病院とは、医療・介護の連携を臨床倫理の4分割に則って連携し、安心して地域の生活に戻れるよう、北部医療センターの高度急性期の1日目から生活重視の調整を図っていきます。

コロナ禍の中、価値観の変化、パラダイムシフトが起きている状況において、当院職員が組織人として一丸となり、どんな時代にも対応できる応用力のある病院、柔軟な価値観で健康を提供できる場になると確信しております。また、当院の理念である「愛と誠」の精神を、生活する地域の人と、そして、それを支えてくれる若き医療人に捧げながら、果敢に変化に対応しながら若い力に溢れる持続可能な地域作りに貢献して参りたいと思います。

病院長 土手 慶五

 

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