医療関係者の方へ

総合内科・救急部

 総合診療医は専門医です!

 急速に高齢化が進む我が国においては、これまでの概念を変える医療システムが必要です。

 2017年度からスタートする新しい専門医制度で、総合診療専門医が基本19領域の専門医のひとつに位置づけられることとなりました。

 一臓器のみの治療ではなく、複数臓器に対する横断的な診療、家族、介護、生活環境など幅広い視点から取り組む能力とマインドをもつ総合診療医は「地域医療の核となりうる存在」(平成25年 社会保障制度改革国民会議報告書)として社会から大きな期待が集まっています。

 当院は地域中核病院であり、1次から3次までの幅広い多彩な疾患に対する救急医療を行っています。高齢者の多くは、疾患が複数臓器にわたっており、専門分野が特定できないため、臓器横断的診療が必要な症例がほとんどです。
 当院の総合診療科・救急総合診療部は、日中の初診患者に対する適切な初期診療を行うことにより地域医療に貢献しています。

1.研修目標

 総合診療医となるため、市中病院や診療所における救急疾患、急性期から慢性期に至るまで対応できる内科の専門的な知識・技術を身につけること。

  1. 内科系急性期病棟診療
  2. 1次・2次内科救急外来、総合診療科一般初診外来

修得すべき能力

  • 内科を中心とした1次・2次救急を含む初期診療能力
  • 入院患者の診療
  • 他診療科やメディカルスタッフとの関係調整能力
  • 診療に根差した研究に携わる能力
  • 初期研修医を教育する能力

 日本内科学会認定内科専門医、総合診療専門医の資格取得。

2.概要

研修責任者

加藤 雅也(臨床研修プログラム責任者、内科・総合診療科主任部長)
 平成元年広島大学卒業
 広島大学医学部臨床教授
 日本内科学会認定総合内科専門医
 日本循環器学会専門医
 日本超音波医学会超音波専門医
 日本心血管インターベンション治療学会認定医
 日本高血圧学会高血圧指導医
 腹部大動脈ステントグラフト指導医
 日本心臓病学会特別正会員(FJCC)
 日本プライマリケア連合会会員
 植込み型除細動器・ペーシングによる心不全治療研修終了

研修指導医

福本 晃(内科・総合診療科部長兼消化器内科部長)
 平成10年広島大学卒業
 日本内科学会認定内科医
 日本消化器病学会専門医
 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
 日本消化器病学会地方会評議員
 日本消化器内視鏡学会地方会評議員
 日本消化管学会胃腸科認定医
 日本カプセル内視鏡学会暫定認定医
 日本がん治療認定機構がん治療認定医
 緩和ケア研修会終了

小田 登(内科・総合診療科副部長兼循環器内科副部長)
 平成11年愛媛大学卒業
 広島大学医学部臨床教授
 日本内科学会認定内科医・指導医
 日本循環器学会循環器専門医
 日本不整脈学会認定不整脈専門医
 日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士
 植込み型除細動器・ペーシングによる心不全治療研修終了
 介護支援専門員

原田 和歌子(内科・総合診療科副部長)
 平成11年自治医科大学卒業
 日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
 日本消化器病学会専門医
 日本消化器内視鏡学会専門医
 日本プライマリケア連合学会認定プライマリケア認定医
 日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医

行武 正伸(内科・総合診療科副部長)
 平成15年 広島大学卒業
 日本内科学会認定内科医・指導医
 日本消化器病学会専門医
 日本消化器内視鏡学会専門医

  1. 医師数  指導医5名、後期研修医 2名。内科、集中治療部の全医師が指導協力者。
  2. 研修指導協力者
     集中治療部(三次救急、ICLS講習):世良昭彦(集中治療部主任部長)
     神経内科(脳卒中治療):山下拓史(神経内科主任部長)
     消化器内科(肝臓治療):辻 恵二(健康管理部主任部長)
     循環器内科(高血圧治療):佐々木正太(循環器内科主任部長)
     消化器内科(内視鏡検査・治療):永田信二(内視鏡内科主任部長)
     呼吸器内科(喘息治療、気管支鏡検査): 菅原文博(呼吸器内科部長)  ほか

3.研修内容

 地域における内科疾患の初診・救急患者の迅速な初期診療および複雑な病態・患者背景を適切に把握したうえで、各臓器専門医あるいは地域へつなげていきます。また、急性期の病棟診療を行います。

 希望があれば一定期間は内科系診療科の専門科に所属し、専門的な知識を身につけることも可能です。3年間の研修中の具体的研修プログラムは、後期研修医の希望を取り入れた可変性のある内容とします。

 研修中、研修後に自らの将来の道に該当する医局に入局することは可能です。また、研修中に広島大学での研究に参加することも可能です。

 プライマリケアでは欠かすことのできないCommon Diseaseの検査・治療は以下のとおりで、3年間で必ず修得します。

Common diseaseの検査
  1. 腹部エコー検査
  2. 心エコー検査
  3. 頸動脈エコー
  4. 上部内視鏡検査
  5. JMECC・ICLS講習
Common diseaseの治療
  1. 高血圧の治療:処方の選び方
  2. 糖尿病の治療:インスリン導入方法
  3. 脂質異常症の治療:スタチンの使い方
  4. 睡眠時無呼吸の治療:CPAP導入・管理
  5. 気管支喘息の治療
  6. 肺炎の治療
  7. 心房細動の治療:抗凝固療法、レート・リズムコントロール
  8. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療:ピロリ菌の除菌、薬の使用法
  9. 心不全の治療:急性期治療および慢性期の管理
  10. 脳卒中の治療:心原性塞栓の早期診断・治療、薬の使い分け

4.研修プログラム(あくまで一例です):基本的には日中は総合診療科・救急総合診療部、夜間は救急部の一員として診療にあたります。

1年目

4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
総合診療科 呼吸器内科(喘息、肺炎ほか)

2年目

4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
代謝・内分泌内科(糖尿病ほか) 内視鏡内科(胃・大腸疾患ほか)

3年目

4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
神経内科(脳卒中ほか) 循環器内科(高血圧・心不全ほか)

 総合診療科の外来診療もしくは救急診療を行いながら、内視鏡検査・治療あるいは心臓カテーテル検査・治療といった専門的検査・治療に入ることが可能です。

5.宿日直

 月に2~3回です。

6.習得できる専門医制度

 日本内科学会認定総合内科専門医、総合診療専門医
 その他、各内科専門分野の資格を取得可能です。

臓器別診断名

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