診療科案内

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

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当科の概要

耳鼻咽喉科は1982年(昭和57年)に開設されました。安佐北区、安佐南区を始めとして、広く西中国山地地域の耳鼻咽喉科・頭頸部外科医療の砦として診療にあたっています。

おもな治療
当科では、頭頸部腫瘍の治療を始めとして、滲出性中耳炎、扁桃炎、副鼻腔炎などの手術や顔面神経麻痺、突発性難聴、前庭機能障害(めまい)といった耳鼻咽喉科神経疾患、さらに急性喉頭蓋炎、深頸部膿瘍、扁桃周囲膿瘍などの重症感染症も含めた耳鼻咽喉科疾患全般に広く対応しています。

入院患者さんは常に約10-15人が入院している状態で、2016年1年間の新規入院患者数は396人でした。2016年1年間の手術内容は、表1のとおりです。

1.頭頸部腫瘍の治療

甲状腺、喉頭、咽頭、耳下腺・顎下腺、鼻・副鼻腔、舌・口腔のがん及びがんの頚部リンパ節転移、良性腫瘍の治療を行います。治療法としては手術や放射線治療、抗がん剤による治療等を組み合わせて行います。
当院では、頭頸部がんに対してCT、MRI、PET-CT、シンチグラムなどの画像検査が可能で、画像を用いて詳しく調べることができます。
治療法については、放射線治療医ともカンファレンスを行い、症例によってはキャンサーボード(医師及び医療スタッフ等が集まって、がん患者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・共有・検討・確認等 するための検討会)でも検討を行って、患者さんとその家族の方々と話し合い治療を決めていきます。
2016年に行った頭頸部がん、良性腫瘍の手術件数は118件でした(表2)。甲状腺がん、甲状腺良性腫瘍の手術件数(36症例)は、広島県内でもトップクラスです。
また、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた治療を行った症例数は13例で、放射線単独で治療を行った症例は9例でした。
2016年には、舌がんに対して組織内照射という放射線治療を行った症例と、甲状腺がんの転移に放射性ヨード131I内用療法を行った症例が、それぞれ1例ずつあります。この治療は、当院放射線治療科と広島大学病院放射線治療科と協力して行う治療です。
近年、頭頚部がんに対しても分子標的薬が登場し、これまで治療が難しかった患者さんにも薬物療法の選択肢が増えました。当科でもガイドラインに従って適応を検討し、腫瘍内科、薬剤部、副作用に関連する各科、看護科と協力してチーム医療で対応しています。

2.鼻・副鼻腔手術(内視鏡下鼻内手術、鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術など)

副鼻腔の炎症で鼻にポリープができて鼻がつまったり、膿を含んだ鼻漏が続くような副鼻腔炎では手術の適応があります。また、鼻中隔の弯曲や下鼻甲介の粘膜が腫れて鼻づまりの原因になっている場合も手術の適応があります。
当科では、内視鏡を用いた低侵襲で効果的な手術を行っています。

3.扁桃手術(アデノイド切除術、口蓋扁桃摘出術など)

扁桃の炎症を繰り返し、発熱やのどの痛みが長引くような場合には、扁桃手術の適応があります。小児では、扁桃肥大がいびきや滲出性中耳炎の原因となっていることもあります。

4.突発性難聴

原因不明で突然おこる高度の難聴です。多くは一側性です。めまいを伴うこともあります。重症の場合は入院して、ステロイド剤の点滴を主体とした治療を行います。

5.顔面神経麻痺

ある日突然、顔の表情筋が動かなくなる顔面神経麻痺は、約7割が原因不明で、耳の奥にある顔面神経の障害によって起こります。重症の場合は入院して、ステロイド剤の点滴を主体とした治療を行います。約2割は帯状疱疹の原因となるヘルペスウイルスによって起こります。この場合は、入院してステロイド剤と抗ウイルス剤を主体とした点滴の治療を行います。
いずれの場合も神経麻痺なので、初期の治療が大切です。

当科の施設基準 

日本耳鼻咽喉科学会専門医研修認定施設

外来診療担当

1診 築家 築家 手術
2診 羽嶋 羽嶋 羽嶋 手術
午後 特殊検査
小手術
手術 特殊検査
小手術
手術 手術

スタッフ紹介

氏名 役職 専門分野 詳細情報
もり なおき

森 直樹

耳鼻咽喉科・頭頸部外科主任部長
耳鼻咽喉科一般
頭頸部外科一般
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森 直樹

卒業年度
昭和61年
資格
日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
嚥下機能評価研修会終了
医学博士
はじま まさあき

羽嶋 正明

耳鼻咽喉科・頭頸部外科副部長
耳鼻咽喉科一般
頭頸部外科一般
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羽嶋 正明

卒業年度
平成15年
資格
日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医
ちくいえ のぶゆき

築家 伸幸

耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師
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卒業年度
平成23年
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