MEセンターとは、Medical Equipment Center(医療機器センター)の略称で、大型医療機器の消毒、保守点検、供給を行うセンターです。
MEセンターは、平成4年に開設され医師1名(所属長 田中裕之 麻酔科主任部長兼務)臨床工学技士7名、嘱託業務員2名の合計10名体制で業務を行っています。
当センターは北館1階に位置し、看板には”大型医療機器の消毒、保守点検、供給を行うセンターです”とありますが、当センターのお仕事はこれだけではありません。
臨床工学技士とは、医師の指示の下に生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする医療機器の専門医療職種です。
生命維持管理装置とは自己で制御が困難となった場合、生命の基本である循環、呼吸代謝を一時的、あるいは恒久的に代行する装置であり、人工心肺装置および循環補助装置、人工呼吸器、血液浄化装置等が該当します。
当センタースタッフは、やむを得ず生命維持監視装置を装着した場合、24時間、365オンコール体制で医師をはじめ他のコメディカルスタッフと共にチーム医療の一員として早期離脱を心がけ安全第一で日々取り組んでいます。
心臓(冠動脈バイパス術、弁置換など)や大血管(大動脈解離など)の手術時に心停止下において、血液循環や肺のガス交換機能を代行するものが人工心肺で、その操作管理を行っています。
腎臓や肝臓、その他臓器不全に対して人工透析、持続緩除式血液濾過透析、血漿交換など全ての血液浄化を行っています。
人工呼吸器、シリンジポンプ、輸血ポンプ、その他医療機器をMEセンターにて集中管理しており、各部署への貸し出し、保守、点検を行っています。また、修理可能な機器についてはセンターにて修理を行っています。
感染症患者さんが使用したベットマットを消毒しています。
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