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新規医療機器の紹介-血管撮影装置-

平成291023日より血管撮影装置が更新されました(Philips社製 Allura ClarityFD20/15)。更新前のI.I型から新型のFPD(フラットパネルディテクター)に変更されたX線の検出器は従来のものより高性能で、画質向上はもとより治療戦略に対するアプリケーションが充実しました。

新型FPD16bit の高い濃度分解能を有し、脳血管内治療において2㎜以下の微小血管や治療に用いられるマイクロカテーテル、コイル、ステントといったデバイスを明瞭に描出します。

肝臓がんに対する治療ではX線管球を回転させながら撮影することで、CTのような断層像が作成できるコーンビームCTCBCT)を用いて、腫瘍に向かう栄養血管をコンピュータが自動解析することができるEmboGuideが使用可能になりました。これにより腫瘍の栄養血管が高い精度で同定可能になり、装置の画質向上とデバイスの進歩により微細な血管の描出と、より末梢へのカテーテル挿入が可能になったことで、腫瘍の栄養血管のみを超選択的に塞栓するultraselective TACEも可能となりました。

最後に検出器の高性能化にともない必要なX線量も減少しており、患者さん及び治療に携わるスタッフへの放射線被ばくも従来の装置と比較し半分以下になっており、より低侵襲の治療が可能となっています。

放射線技術部 槇元 剛祐

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