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言語療法部門について

入院リハビリテーション

脳卒中後の失語症、構音障害、認知症、記憶障害等の高次脳機能障害および嚥下障害を対象としています。 これらの中でも年間処方件数の約77%を占める嚥下障害のリハビリテーション(嚥下リハ)に近年特に力を注いでいます。1995年度から嚥下造影検査(VF)を用いた評価・嚥下リハを先進的に実施しており、現在の年間VF件数は約300件で全国的にみてもトップクラスです。また、放射線科の協力のもと2005年度よりVF早期評価に取り組み、嚥下リハ処方から初回VFまでの平均日数は約0.9日(2011年度)と非常に短くなっています。さらに、急性期には嚥下機能が短期間で変化しますので、必要に応じて3日~2週間程度の短い間隔で再検査を実施し、食事の中止、再開、食形態の変更を行っています。  VF早期評価とチーム医療による適切なリハビリテーションによって「経口摂取の安全な開始・継続」と「病後の嚥下性肺炎0(ゼロ)」を目指しています。

※日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士資格取得者1名 

 

外来リハビリテーション

発達障害等の小児言語療法、および脳卒中や頭部外傷等の後遺症による失語症や発声発語器官の麻痺による構音障害の治療を行っています。

 

小児言語療法

1992年より小児言語障害の言語療法を実施しています。主な対象は以下の通りです。

■発達障害(知的障害、自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、LD等)
■機能性構音障害(発語器官に構造的な問題がない)
■器質性構音障害(口唇裂口蓋裂等のように発語器官に構造的な問題がある)
■吃音
※受診希望の方は、TEL 082-815-5211(代)内線3606または3605 へお電話ください。

  • 発達障害
    各種発達検査、心理検査結果に基づいて、個々の状態に応じたリハビリテーションや支援を行っています。机上での訓練(学習、発話、認知)から当院体育館を使ったダイナミックな活動、クッキング療育など子どもさんの状態に合わせて柔軟に対応できるプログラムを用意しています。現在、幼児期から青年期までの方々が通院されています。保健機関や教育機関との連携を取ることも可能です
     ※関連資格:自閉症スペクトラム支援士資格取得者2名
  • 機能性構音障害
    早期発見、適時適指導が重要です。治療期間は、状態によって異なりますが約1ヶ月から2年程度です。これまでの当科の治療成績は、幼児期(3~4歳頃)から治療を開始した場合、ほぼ100%の正常構音獲得率を得ています。治療間隔は1~2週間に1回程度から開始し、徐々に開けていきます。
     安芸太田町や北広島町においては当科言語聴覚士による「ことばときこえの相談会」が定期的に開かれており、広島市内だけでなく県北部地域との連携も図っています。
  • 器質性構音障害(口唇裂口蓋裂)
    口唇裂口蓋裂の治療は出生後早期から青年・成人期までの長期に及びます。この間、形成外科医、耳鼻科医、歯科口腔外科医・矯正歯科医、小児科医、言語聴覚士等によるチームアプローチが欠かせません。当科は、広島市民病院や専門の矯正歯科医と綿密な連携を取りながら治療をすすめています。
     詳しくは「広島口唇裂口蓋裂研究会」(http://hiroshima-kougairetsu.org/)をご覧下さい。
失語症、麻痺による構音障害等の言語療法

当院に入院されていた方で、自宅退院後も引き続きリハビリテーションが必要であると主治医が判断された場合に行っています。

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