診療科案内

婦人科(手術・治療)

良性疾患として、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮脱などの管理、手術を行っています。

手術においては積極的に腹腔鏡手術を取り入れており、手術侵襲が少なく、術後回復が早いことが特徴です。
妊孕性温存目的の生殖外科分野を得意としています。

悪性疾患としては、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌を中心とした女性性器癌や妊娠に関連した絨毛性疾患などを扱っています。

日本産科婦人科学会、婦人科腫瘍学会の研修指定病院であり、また、婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医2名、日本臨床細胞学会細胞診専門医1名が在籍し、婦人科悪性腫瘍の診断から治療に至るまで、あらゆる面で充実した診療を提供しています。なお、婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(JGOG)、子宮三海婦人科癌グループ(SGSG)に加盟し、全国規模での多施設臨床試験に積極的に参加しています。

標準治療の徹底と新しい治療法を確立するための臨床試験への参加をモットーに患者様と向き合っています。

※ 新規参加の臨床試験 「進行・再発子宮頸癌に対するPaclitaxel/Carboplatin/bacizumab併用療法の有効性に関する第Ⅱ相試験」(JGOG1079)、「卵巣癌における相同組換え修復異常の頻度とその臨床的意義を明らかにする前向き観察研究」(JGOG3025)

腹腔鏡手術    

当院での腹腔鏡手術は、主として気腹法を用いた、体腔内術式です。単孔式手術も施行しています。
ただし、少しでも悪性が疑われる場合には最初から開腹手術となります。

各種疾患への対応

子宮筋腫     

開腹による子宮全摘術や子宮筋腫核出術の他に内視鏡下手術としては、子宮全摘術では全腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)、腹腔鏡下膣式子宮全摘術(LAVH)を施行しています。
子宮温存手術としては全腹腔鏡下子宮筋腫摘出術(LM)、腹腔鏡補助下子宮筋腫摘出術(LAM)、子宮鏡下子宮筋腫摘出術(TCR―M)などを施行しています。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫は悪性の疑いがなければ、基本的に腹腔鏡下にて手術します。
一部の疾患では傷口が1つの手術(単孔式と言います)も可能です。

子宮内膜症性嚢胞では、手術時にすでに強い癒着を伴っていたり、術後に再発することもあり、手術前手術後の薬物療法を組み合わせ、治療を施行しています。

子宮脱

基本的に手術をお勧めしています。腟から子宮を摘出し、腟壁を形成する手術を主に施行しています。

更年期障害・ホルモン補充療法

対応していません。

子宮頸癌

前がん状態である高度異形成や0期までの症例では子宮頸部円錐切除やレーザー蒸散術により、子宮の温存が可能です。
浸潤癌では広汎子宮全摘術、骨盤リンパ節郭清による根治手術、術後補助治療を行います。
浸潤が軽度であれば準広汎子宮全摘や自律神経温存広汎子宮全摘出手術など副作用の小さな手術を目指します。
手術不能な進行症例では、化学療法同時併用放射線治療(CCRT)を行って根治を目指します。

子宮体癌

基本的には手術療法を行います。
子宮全摘術、両側卵巣・卵管摘出、骨盤リンパ節郭清、傍大動脈リンパ節生検、腹腔内細胞診を行い、進行期を決定します。
術前の病理組織検査、MRI等で、がんの拡がりが大きい場合や低分化ながんが疑われる場合には、準広汎子宮全摘術に加え、傍大動脈リンパ節郭清まで行います。
また、「子宮体癌治療ガイドライン」に基づいて、再発の中~高リスク群に相当する場合には、抗がん剤治療を追加して根治を目指します。

卵巣癌  

子宮体癌同様、基本的には手術療法を行い、進行期を決定します。
手術は、単純子宮全摘術、両側卵巣・卵管摘出、骨盤リンパ節郭清、傍大動脈リンパ節郭清、大網切除、腹腔内精査を行います。
しかしながら、卵巣癌は進行症例が多く、手術で完全摘出できないことも多々ありますので、抗がん剤治療と組み合わせて上手く治療を進めていくことが大切です。
「卵巣がん治療ガイドライン」に基づいてTC(パクリタキセル・カルボプラチン)療法を中心に種々の抗がん剤治療を行っています。

再発癌

がんの治療成績は向上してきましたが、残念ながら再発する患者様がいらっしゃるのも事実です。
再発した場合も、その時点ですべき必要な治療や対応を積極的に行っています。
根治を目指すことが最大の目標ですが、病状によってはがんの進行を抑えること、症状を緩和することが目標となる場合もあります。
きちんとした病状の把握、全身状態を考えた上で、体にあった無理のない治療方針を計画します。

セカンドオピニオン

当院での治療方針に納得のいかない場合などには、状況に応じてセカンドオピニオンを受けていただくことも可能です。
ご希望があれば、当院での検査結果を含めて紹介状(診療情報提供書)を作成しますので、遠慮なくお申し出下さい。
当院、もしくは他院であっても、十分に納得された上で治療を受けていただくことが大切であると考えています。

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