診療科案内

泌尿器科の症例・治療情報

8)腎盂尿管移行部狭窄症

左右の腎臓で作られた尿は、腎盂から尿管を経て膀胱へ送られます。しかし、何らかの原因(先天的・後天的)で、この輸送が悪くなり特に腎盂から尿管へ移行する部分での尿の輸送が障害され、腎盂が腫れた状態を腎盂尿管移行部狭窄症といいます。 症状には側腹部痛などが見られ、画像所見では水腎所見(腎盂の腫れ)が見られます。将来的には腎機能が低下する可能性があります。この狭窄部分は保存的な治療法 [...]

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9)膀胱尿管逆流症

膀胱尿管逆流症(VUR: Vesicoureteral reflux) 腎臓で作られた尿は尿管を通って膀胱に貯められますが、尿管と膀胱のつなぎ目(接合部)の異常のため膀胱に貯まった尿が再び尿管さらには腎臓に逆戻りする現象を膀胱尿管逆流症と呼びます。乳児では100人に1人ぐらいの頻度で認められます。1才以下では男の子で多く見つかりますが、それ以上の年齢になると女性に多く見つかります。正常では排尿す [...]

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10)過活動膀胱

「尿意切迫感を必須とした症状症候群であり、通常、頻尿、夜間頻尿を伴うものである。切迫性尿失禁は必須ではない」という概念の病気です。尿意切迫感とは「急に起こる、抑えられないような強い尿意で、我慢することが困難なもの」のことであり、通常の強い尿意とは異なり、排尿をがまんする余裕さえないような感覚のことです。日本排尿機能学会の疫学調査によると、過活動膀胱の有病率は12.4%で、2002年の日本人口から換 [...]

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11)尿路感染症

尿路感染症とは主として細菌が尿道から侵入することにより、尿道、膀胱あるいは腎といった臓器に感染がおきた状態です。感染した部位によって、『腎盂腎炎』『膀胱炎』『尿道炎』に分類されます。 急性膀胱炎は、性的活動期にある女性が多くかかります。女性は肛門と外尿道口(尿の出口)が男性より近くにあるため、肛門からの細菌が尿道に侵入しやすくなっています。そのため急性膀胱炎をひき起こす細菌の中で、もっとも割合が [...]

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12)性感染症

性感染症とは、性行為によって感染する病気のことです。オーラルセックスでも、同じように感染します。

現在、もっとも多くみられるのは、クラミジア・トラコマティスと淋菌による感染症です。クラミジア・トラコマティスや淋菌が男性の尿道に感染すると、『尿道炎』とよばれる状態になります。クラミジア・トラコマティスによる尿道炎は、軽い排尿時の痛みや透明な液が尿道口から出てくるなどの症状があります。淋菌による尿道 [...]

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13)男性不妊

不妊症は避妊処置を行わない状態を1年間(12ヶ月)続けても妊娠とそれに続く出産のない状態をいい(WHO定義)、不妊症のおよそ半数は男性側にあるといわれています。男性不妊の90%は精巣に原因のある造精機能障害ですが、その他に、精路通過障害(5%)、副性器機能障害(2%)、性機能障害(3%)があります。そのうち精液中に精子が全くみられない状態を無精子症といいます。近年、顕微鏡を用いた精巣内採精術に [...]

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14)加齢男性性腺機能低下症候群

加齢男性性腺機能低下症候群(男性更年期) 加齢に伴い体内の男性ホルモン(アンドロゲン)の低下によって引き起こされる病態で「加齢によるアンドロゲンの低下に伴う症状を呈する状態」と定義されます。大きく精神症状(知的活動・認知力・見当識の低下や疲労感、抑うつなどを伴う気分変調)、身体症状(間接や筋肉の痛み、発汗、火照りなど)、性機能障害(性欲、勃起力の低下など)が出現します。診断は血中の遊離テスト [...]

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15)性機能障害

勃起障害、射精障害などの病態があります。勃起障害治療薬の登場によって勃起障害の治療は広く行われるようになり、その高い有効率と安全性が確認されていますが心疾患を有する患者さんにはその病状によって使用できない場合があります。 [...]

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16)腹圧性尿失禁(女性)

腹圧性尿失禁とは、せき、くしゃみや重いものを持った時などおなかに力がかかる時に起こる尿失禁のことで、中高年以降の女性に高い頻度に認められる尿もれのことです。 正常な場合は腹圧時に膀胱が後下方に引かれ、尿道は恥骨尿道靱帯によって固定されるため、尿道が折れ曲がって尿失禁が防止されます。この尿道を支える靱帯や筋肉が分娩や加齢、骨盤内手術などにより弱くなると尿道がうまく折れ曲がらなく [...]

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17)骨盤臓器脱

骨盤臓器脱とは骨盤内臓器 (子宮、膀胱、直腸、小腸、膣断端など)を支える支持組織 (靭帯や筋膜、筋肉)が損傷したりもろくなったりして (脆弱化)、膣から骨盤内臓器が出てくることの総称です。骨盤部のヘルニアと考えられています。膣から出てくる臓器により、子宮脱や膀胱りゅう、直腸りゅうなどと呼ばれます (下図)。出産を経験した高齢女性に多い疾患で、決してめずらしい疾患ではありません。 症状 [...]

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