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18)尿失禁(男性)

尿道括約筋機能の低下が原因の腹圧性尿失禁の場合には、残念ながら今のところ尿道括約筋機能を劇的に改善する薬剤は存在しません。尿道括約筋機能が低下する原因として先天性(生まれつき)の疾患によるもの、外傷(骨盤骨折など)によるもの、前立腺癌や膀胱癌、前立腺肥大症などの手術の影響によるものなどがあります。重症の尿失禁症例に対しては人工尿道括約筋植込術(下図)が適応になります。

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人工尿道括約筋植込術はすでに尿失禁治療の標準的治療であり、患者さんのQOLを改善する極めて有効な治療です。これまで人工尿道括約筋植込術の手術成績の代表的な多数例の報告では、術後3年で尿パッドの使用が1日1枚以内となる割合が96%という報告があります。他のグループの報告では6.5年の経過観察で88%の成功率との報告も見られます。いずれも極めて高い有効率ですが、有効率は100%ではなく、一部には効果の見られない方がおられますのでご希望の方はご相談ください。

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