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炎症性皮膚疾患(尋常性乾癬、乾癬性関節炎など)

乾癬は本邦では0.3~0.4%の方が罹患する難治性の慢性炎症性疾患で、白色の鱗屑(がさがさ)を付した紅斑が全身に散在します。乾癬患者さんのうち15%程度のかたでは指や脊椎などの関節痛を伴うことがあります。ステロイド剤とビタミンD3軟膏の外用が治療の基本となりますが、紫外線(治療効果の高いUVB)の照射を併用することもありますし、難治な場合には、下に示す乾癬ピラミッドのアルゴリズムに沿って、シクロスポリン(ネオーラル:免疫抑制薬)、メトトレキサート(リウマトレックス:免疫抑制薬)、アプレミラスト(オテズラ:免疫調整薬)の内服や、生物学的製剤(乾癬の原因物質のみをターゲットにした抗体製剤)による治療を病態に応じおすすめします。乾癬に対する生物学的製剤はTNFα阻害薬、IL-23阻害薬、IL-17阻害薬などの新薬を各種積極的に使用しており100名を超える乾癬患者さんのうち50名を超える乾癬患者さんを先進的治療で、30名を超える患者さんを内服療法で加療しています。特に関節の痛みをともなう乾癬は全身療法の適応ですので必要に応じてご相談ください。また、乾癬と類似した病態で手のひら足の裏に症状がみられる掌蹠膿疱症に対しても、20名を超える患者さんが通院しておられ、さまざまな治療で積極的に加療し良好な治療効果が得られています。特に掌蹠膿疱症でも10%を超える患者さんに鎖骨や指の痛みを伴うことがあり(掌蹠膿疱症性関節炎)、全身療法の適応ですのでご相談ください。これらの疾患は高額な治療もありますが各種制度の恩恵を受け比較的リーズナブルに治療を受けられます。

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