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炎症性皮膚疾患(尋常性乾癬、乾癬性関節炎など)

乾癬は本邦では0.3~0.4%の方が罹患する難治性の慢性炎症性疾患で、白色の鱗屑(がさがさ)を付した紅斑が全身に散在します。

乾癬患者さんのうち10%程度のかたでは脊椎や指などの関節痛を伴うことがあります。治療の基本はステロイド剤とビタミンD3軟膏の外用ですが、紫外線(治療効果の高いUVB)の照射を併用することもありますし、難治な場合には、下に示す乾癬ピラミッドのアルゴリズムに沿って、エトレチナート(チガソン:ビタミンA誘導体の経口薬)、シクロスポリン(ネオーラル:免疫抑制薬)、メトトレキサート(リウマトレックス:免疫抑制薬)、アプレミラスト(オテズラ:免疫調整薬)の内服や、生物学的製剤(乾癬の原因物質のみをターゲットにした抗体製剤)による治療を病態に応じおすすめします。乾癬に対する生物学的製剤はTNFα阻害薬、IL-23阻害薬、IL-17阻害薬などの新薬を各種積極的に使用しており、県下最多症例の患者さんを治療しています。また、類似した病態の掌蹠膿疱症に対しても同様の治療で積極的に加療し多数の患者さんを診療し良好な治療効果が得られています。

 

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