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膝関節疾患

当院で脊椎疾患に次いで多いのは膝関節疾患で、2017年度には192例の膝関節手術を行っております。膝関節外来は月曜日と水曜日です。

膝の手術は主に下記の4つの手術を使い分けています。

1)関節鏡手術(62) 

1cm弱の小さな皮膚切開で直径4mmの内視鏡を関節内に挿入して手術を行うものです。スポーツなどによる膝の靭帯や半月板、軟骨などの損傷に主に行っています。加齢に伴って軟骨がすり減って痛みを生じる変形性膝関節症でも、軟骨欠損が軽度の患者さんでは関節鏡で軟骨欠損部をきれいにする手術を行っています。傷が小さいですので痛みも少なく、入院期間は2~3週間です。

2)骨切り術(22) 

O脚変形が強く、軟骨が内側だけ特にすり減っている患者さんでは、高位脛骨骨切り術という脚の変形矯正手術を行います。

3)人工関節部分置換術(38) 

軟骨欠損が内側あるいは外側どちらかだけ非常に強く、脚の変形が少ない患者さんに行っています。全置換術に比べて侵襲が小さいのが利点です。

4)人工関節全置換術(54) 

軟骨欠損が全体的に強い患者さんに対しては関節軟骨全体を人工物で置き換える人工膝関節置換術を行います。侵襲がやや大きくなりますが、軟骨全てを置換するため他の手術では治療できないような高度の軟骨欠損で強い痛みがある患者さんにも確実性の高い除痛効果が得られます。

低侵襲で安全な手術を追求しており、出血が多い手術では出血を最小限に留めると共に、術中自己回収を行い出来るだけ輸血を回避するよう努力しています。人工膝関節置換術ではコンピュータナビゲーションシステムを用いて正確な位置に人工関節を挿入しています。また、感染予防のためにバイオクリーンルームで手術を行っています。現在クリーンルームは1室ですが、近く2室に増室し、さらに多くの手術を安全に施行可能となる予定です。術後は患部冷却システムで出血や痛みを軽減させつつ早期離床しています。リハビリテーション科とも密接に連携して、積極的な訓練を行って、約3週間の入院でスムーズに歩いて退院することが可能になっています。

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